【シドニー7日AAP】 シドニー西部にある電車の駅で、女児がベビーカーに乗った状態で線路に落下し、祖父が危険を顧みず線路に飛び降り女児を救出した出来事に関して、警察は、祖父の勇気を称えた。
5日、ウェントウォースビル駅のホームで、ベビーカーを押していた男性(62)は切符を買うために立ち止まったが、孫娘(18カ月)が乗ったベビーカーはそのままホームを滑り出し線路に落下した。
男性は迷わず線路に飛び降り女児を救出。その直後に電車がホームに入ってきたが、男性はタイミング良くかわすことができ九死に一生を得た。女児はかすり傷程度のけがを負い、同日午後には病院を後にした。
警察は、この男性は非常に勇気があると称えた一方で、ベビーカーを押している人はホームで必ずブレーキを使用するよう強く訴えた。