政治

ヘリ利用の下院議長が辞任

【キャンベラ2日AAP】   自由党の資金パーティー出席にヘリコプターを利用したとして調査中のビショップ下院議長が、辞任を表明した。

ビショップ氏は2日午後、コスグローブ連邦総督に辞任届を提出し、「連邦議会と国民への愛と尊敬を表し、議長から辞任した」と声明で述べた。また、今後もシドニー北部マッケラー選挙区で有権者のために努めると話した。

アボット連邦首相はビショップ氏の議長辞任表明を受けて、「国民は税金の無駄遣いがないと確信する権利がある」と話し、元予算省のデイビッド・チューン氏と棒給審判所長のジョン・コンデ氏が議員の交通費規定を根本的に見直していくと発表した。

野党労働党のショーテン党首は、「ビショップ氏の辞任は遅すぎた」と話した。

ビショップ議長への不信任案を提出するとしていた無所属のアンドリュー・ウィルキー議員は、ビショップ氏の辞任に安心したとし、連邦警察は同氏が詐欺行為を働いたかどうか捜査すべきだと話した。

後任の下院議長には、自由党のシャーマン・ストーン議員やジェーン・プレンティス議員、ブルース・スコット副議長が挙げられている。

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