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救急車の通報大きく減少 VIC

【メルボルン11日AAP】   VIC州で救急局への通報件数が30%減少した。新型コロナウイルスを恐れて救急車を呼ばない人が増えているのではと懸念される。

州救急局は、特に高齢者や既存の疾患を抱える人が緊急時にも連絡しない可能性があるとして、懸念を示す。呼吸疾患や心疾患、脳卒中は1秒でも早い対応が望まれるとして、息切れや胸の痛み、顔が垂れ下がるなどした際には救急車を呼ぶよう呼びかけた。救急車のライトやサイレンを使用せずに呼ぶことも可能だ。

州救急局は1月半ばから新型コロナウイルスの感染拡大に備え、需要を満たす十分な救急車や隊員、医療用品を整えてきた。

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