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4月失業率の上昇が国内最大に TAS

【ホバート14日AAP】  TAS州の失業率は4月、前月比1.3%増となる6.2%に達し、失業率の上昇が国内で最大だったことが、オーストラリア政府統計局(ABS)による最新統計で明らかになった。TAS州の失業率は3月に4.9%だったが、上昇によって数値が全国平均に一気に並んだ。

 

QLD州の4月の失業率は前月比1.2%増だったが、TAS州はQLD州をわずかに上回る失業率となった。TAS州で4月に失業した人の数は約9,000人に上っており、この数は年末までに大幅に増加することが予想されている。

 

15日にTAS州の財務および会計報告が行われる見通しで、6月の失業率は12%まで上昇するとの見方が示されるもようだ。TAS州商工会議所は、新型コロナウイルスによる影響で、6月半ばまでに最大3万5,000人が失業すると見積もっている。

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