一般

泥酔状態で人質立てこもり QLD州

【ブリスベン26日AAP】   ブリスベン市内で人質を取って9時間の立てこもりをした男が逮捕された事件に関する公判で、犯人の男は飲酒状態で違法薬物を服用していたことが明らかにされた。

逮捕されたのはコリン・ウェイン・ブレア(44)。ブレアは今月24日夜、警察に電話をかけ脅迫した上、武器を持って人質を取っていると話した。警察が現場に駆けつけたところ、武器は持っておらず、また人質もブレアの友人であることが分かった。ブレアはこの商業ビルのテナントを殺害すると脅迫した。

26日、ブリスベン簡易裁判所で開かれた公判では、犯行時、ブレアは現場となった商業ビルのオーナーを脅迫したことで逮捕され、仮釈放の身だったという。さらに飲酒状態であったところに違法薬物「アイス」を勧められて服用したことも認めた。

この日、ブラッドフォード・モーガン治安判事はブレアに対して、「仮釈放の身であったにもかかわらず、ビルのオーナーに対して殺害の脅迫をした」と述べ、今回の件に関して仮釈放を認めなかった。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら