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欠陥建築に多額罰金も NSW

【シドニー4日AAP】  NSW州政府のケビン・アンダーソン規制改善相は4日、集合住宅建築法案2020が同日、議会を通過したと報告した。これにより、欠陥がある建物を販売したり建設した場合に相当額の罰金が科されるほか、建物のクオリティを管理するため、同州建設委員会に大きい権限が与えられる。

 

アンダーソン規制改善相は声明の中で「建設委員会は欠陥建築物が市場へ出回る前に、証明や登録の手続きを阻止する権力を持つことになる」と述べ、建築水準を引き上げるとともに、消費者が問題のある不動産を購入するのを阻止することにつながると説明した。

 

NSW州議会は他にも、新しい設計・建築士法案を通過させたばかり。集合住宅建築法案と共に、政府の6柱建物改革法案を法的にサポートすることになると期待を示した。また、集合住宅建設法は今年9月1日から施行となる見通しだ。

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