【メルボルン２７日ＡＡＰ】　　　メルボルン北部の住宅に向けて何者かが複数回発砲する事件が発生し、男性が死亡、４歳の男児も病院に搬送された。警察は一家を標的にした発砲事件として捜査を行っている。

事件は２７日午前３時半、閑静な住宅地トーマスタウンで発生した。家の正面の窓から発砲され、就寝中に銃弾を受けた男性（５４）は搬送先の病院で死亡した。また、４歳の男児も重傷を負ってロイヤル小児病院で手当てを受けている。家にいたほかの家族にけがはなかった。

付近の住民らは４、５発の銃声音で目を覚ましたと話し、恐怖心を隠せないでいた。

警察は１０月１６日に同じ通りで発生した同様な事件との関連性について捜査中。一方、今回の事件とバイキーギャングや違法薬物との関連性はないだろうとした。