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新型コロナ規制をさらに緩和 NSW

【シドニー1日AAP】   NSW州で1日、新型コロナウイルスの規制がさらに緩和された。同州で新たに感染が確認された14人全員が、ホテルで検疫中の帰国者だ。

NSW州で1日から、葬儀や結婚式、店舗などの人数制限を撤廃し、1人4平方メートルの距離を保つ。地域スポーツも安全基準をもって500人まで参加できる。1度に最大20人が別の世帯や別荘を訪れることができ、泊りも可能だ。

一方でベレジクリアン州首相は、VIC州民を招き入れないよう呼びかけた。メルボルンの感染地域とされる36サバーブで2日から、1か月のロックダウンが行われる。2日以降、感染地域の住民がNSW州を訪問した際には懲役6か月または罰金1万1,000ドルが課せられる可能性がある。反対に、感染地域から帰宅するNSW州民は自宅で14日間隔離しなければならない。NSW州のスタジアムで1日から、観客は運転免許証を提示してVIC州民でないと証明する必要が出る可能性もある。

また、メルボルン着の国際線が迂回されることについて、ベレジクリアン氏は「NSW州はすでに帰国者3万人余りを受け入れた」と話し、アデレードやパースなど他州都で受け入れるよう求めた。

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