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NAPLANテストで不正行為発覚

【キャンベラ2日AAP】   国語と算数の全国学力統一テスト「NAPLAN」で、VIC州の教員が生徒の回答を直す不正行為をしたことがわかった。同テストでは42件の違反行為が確認されている。

オーストラリア・カリキュラム評価報告機関(ACARA)によると、テスト中に生徒に不適切な支援をしたり、テスト本のコピーや過剰にテスト時間を与えるなどの違反行為が報告された。テスト実施数は全国で500万に上り、違反は非常に少ないとされる。

バーミンガム連邦教育相は、「昨年より減ったものの残念で許されない行為だ」「テストのオンライン化によって、今後不正行為は減少するだろう」と話した。連邦政府は同テストをオンライン化する方向で各州・地域と連携している。

2日に発表された今年のテスト結果によると、2008年のテスト導入以来、5、7および9年生で学力が大幅に停滞した。一方、3年生では向上が見られた。

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