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「臓器提供の意思表示を」 OTAが呼びかけ

【キャンベラ26日AAP】   臓器・組織機関であるOrgan and Tissue Authorityは、臓器提供の意思表示をするように呼びかけている。

 

26日に公開された臓器提供に関する調査結果によると、臓器提供に対して多くの人が意思表示を示しているにも関わらず、 実際には臓器提供の登録をしている人は3分の1にとどまっていることが明らかになっている。

 

また調査結果から、生前に臓器提供の意思表示をしていなかった場合に、遺族が臓器提供を拒否したケースが多いことも分かった。

 

2019年には、家族のメンバーが臓器提供の登録をしていた場合、10人のうち9人の遺族が臓器提供に同意している。

 

国内では65歳以上の人の多くが贈位提供の登録をしているが、若い世代の登録者は少ないことも調査からわかっている。

 

OTAでは、オンライン登録はメディケア情報を使った1分で出来る簡単なプロセスで、「家族と話し合って臓器提供の登録をしてほしい」と呼びかけている。

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