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マスク着用拒む市民に憤り VIC

【メルボルン27日AAP】   メルボルンで先週からマスク着用が義務付けられたが、着用を拒む市民がいる。VIC州のアンドリュース首相は「自己中心的だ」と批判する。

メルボルンとミッチェル・シャイヤーの住人は外出時にマスクを着用しなければならない。その他VIC州では、1.5メートルの社会的距離が取れない場合にマスクの着用が求められる。アンドリュース州首相は、「今後数日、10世帯が家族を埋葬することになる。マスクをつけてくれ」と話した。

ホームセンターのバニングスで店員にマスク着用を要請され、女性客が「差別だ。法や人権に反する要請だ」と反論する模様がソーシャルメディアに投稿された。連邦のコーツワース副医務部長は27日、「人権問題ではない。マスクの効用はわかっている。着用する時だ」と、番組「トゥデイ」内で話した。

VIC州警察は26日、過去24時間で罰金126件を科した。マスクを着用していなかった20人に罰金200ドルが言い渡された。同州で26日、新たに10人が新型コロナウイルスに感染して死亡した。

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