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住宅価格下落も地方は好調

【キャンベラ3日AAP】   7月、国内住宅の価値指数は0.6%下落した。今後数か月で住宅価格は5~10%下落すると予想されるなか、地方や海沿いの住宅市場は好調なようだ。

コムセックのシニアエコノミスト、ライアン・フェルスマン氏によると、パンデミックによって都市住宅に対する見方が変わったようだ。ブルーマウンテンズやNSW州セントラルコーストの住宅価格はそこそこ上昇しており、手の届く価格帯やテレワーク、優れたライフスタイルが背景に考えらえる。両方の地域で賃貸物件の空きも減っているという。

キャンベラの住宅価格は7月に0.6%上昇し、7か月連続で上昇した。メルボルンは1.2%、シドニーは0.9%、パースは0.6%、ブリスベンは0.4%、ダーウィンは0.3%、ホバートは0.2%それぞれ下落した。

連邦のフライデンバーグ財務相は、「国内経済の4分の1を占めるメルボルンでの厳しいロックダウンは、大きな影響を及ぼす」とABC局に話した。

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