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乳児殺害で警官起訴 停職中も給与受領

【ブリスベン30日AAP】   乳児の息子を殺害した罪で起訴されたQLD州の警察官が、捜査中の1年半にわたって有給で停職処分を受けていたことがわかった。

38歳の上級警官は30日午前、2014年6月にブリスベン東部のビクトリア・ポイントで生後2か月の男児を傷害致死させたとして起訴された。

スティーブ・ゴルシュースキ警視副総監は記者団に対し、「即座に不審な事件と考えられ、父親の警官は事件後およそ1か月から停職処分を受けた」と話した。また、捜査にかかった時間について、乳幼児殺害は医療専門家による検証が数か月に及ぶこともあり、捜査判断が難しいと主張した。さらに、これまで事件について公表しなかったことについて、捜査の一貫性を維持するためだったとした。

捜査中の警察官は通常、有給で停職処分を受けるという。QLD州警察サービスによると、上級警察官の年間給与は6万8894ドルから8万2638ドル。

起訴された警官は2月1日、ブリスベン簡易裁判所に出廷予定。

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