政治

68歳ジョイス国民党党首が辞任へ

【キャンベラ11日AAP】  ウォレン・トラス国民党党首が11日、政界からの引退を発表した。これにともないバーナビー・ジョイス農業相が次期の国民党党首となる見通しだ。12日の午前8時から党本部で選挙が行われ、全会一致で党首に選出されるとみられる。

QLD州から選出されたウォレン・トラス党首は来月、国会議員として26年間、地方議員および市長としての時期を含めると40年間の公務員生活にピリオドを打つ。トラス党首は国会で、「若い頃はどの役職に就いても最年少だったが、今は高齢者の1人」と述べ、「潮時だ」と述べた。

今年68歳になるトラス党首は、2007年に党首になった当時は、「自分も含め誰もやりたくない仕事だった」と述べ、「今は状況が変わり、誰もがやりたい仕事と言えるのが嬉しい」と話した。またターンブル首相は、「国の繁栄、安全、さらには若い世代にチャンスを与えることに大きく貢献した」と労をねぎらった。

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