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コアラ保護区を指定 シドニー南西部

【シドニー26日AAP】  NSW州政府は26日、シドニー西部のキャンベルタウンやウォロンディリ地区で、コアラの生態系を保護する計画の草案を発表した。保護地区の総面積は1,880平方メートル以上となり、クラミジアなどを排除し、コアラの健康を重視した保護地区となる見通しだ。

 

NSW州は最初の5年間で、保護地区の環境整備として10万本の植林を予定しており、120キロメートルにおよぶ保護フェンスを設置する。同州のキーン環境相は「既存のコアラ生息地と周辺に点在する生息地をつなげて、コアラがより安全に移動できるようにしたい」と抱負を語った。

 

草案で保護地区とされるのはブラックタウン、フェアフィールド、リバプール、キャンベルタウン、カムデン、ウォロンディリ、ホークスベリー、ペンリスとなっている。同州のストークス計画相は今後の都市計画においても、コアラの保護を優先させる方針を明らかにした。

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