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新たに死亡通知サービス 家族の手間省く

【シドニー30日AAP】   NSW州で30日、故人の死亡通知を1か所にまとめるオンラインサービスが立ち上げられた。首都特別区域(ACT)を除き全国共通で、銀行や電力会社などへの通知が省ける。

新たに発足された死亡通知サービス(ADNS)によって、故人の口座抹消や移管など家族の手続きが減少する。ADNSは出生・死亡・婚姻局(BDM)に記録された死亡届けに基づき、故人の情報を認証する。主要銀行や主要な通信企業などがすでに加わっており、ACTを除く州・地域が共同構想してNSW州政府が監視する。

NSW州のドミネロ顧客サービス相は30日、「故人の家族は最大で40の政府機関や民間組織に知らせる必要がある。時に数か月要し、ストレスを伴う作業だ」と話した。

詳細はdeathnotification.gov.auまで。

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