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シリア入り祖母 豪政府支援は危険大

【キャンベラ28日AAP】   野党労働党は、シドニーに住む女性がシリアに取り残された孫たちを救おうと現地に向かったことを受けて、オーストラリアからの外交職員や兵士などの派遣は危険すぎると警告している。

シリアに取り残されているのは、ISに参戦して死亡したオーストラリア人、カレード・シャルーフの子どもたち。祖母のカレン・ネトルトンさんと弁護士のロバート・バン・アールト氏は、すでにオーストラリアを出発したとみられている。ネトルトンさんの娘のタラさんと孫たちは、シャルーフのいるシリアに移動した。

野党労働党のプリバセック副党首は「非常に危険すぎる」と話し、オーストラリアから領事職員などを派遣すべきでないとした。同氏はまた、「そもそも、危険な戦闘地帯に子どもを連れていくことは児童虐待行為だ」と話し、子どもたちの置かれた状況に同情を示した。

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