文化・芸能

パンデミック生活を展示 パワーハウス博物館

【NSW22日】   シドニーのパワーハウス博物館が、パンデミックに関連した展示をオンラインで立ち上げた。オーストラリアにどのような影響を与えたかが伺える。

ガラガラの電車の写真、ソーシャルディスタンスの印、閉鎖された公園遊具に加え、女性用下着や成人向け性的玩具、デザイナー製の手術着も展示されている。

オーストラリアのデザイナーCueは、セント・ビンセンツ病院のスタッフ用に手術着を製造した。服飾の製造は行えなかったが、手術着を製造することでCueは従業員の雇用を続け、病院を支援した。博物館職員のロジャー・レオンさんは、「国内企業がパンデミックに適応した一例だ」と話す。

高級帽子で知られるNeil Griggもファッション性のあるマスクを製造した。

シドニーに基盤を置く写真家のキャサリン・ルーさんは、乗客のいないライトレール車内や、誰もいない通りを自転車で走るデリバルーの配達員などを写真で表した。

車のボンネットで作られた「ブッシュ・ビルボード」も展示される。SA州北西部奥地の先住民向けに作られたビルボードには、先住民の言葉で安全に関するメッセージが綴られた。

ソース:news.com.au- Powerhouse Museum: Sex toys, empty trains in Sydney COVID exhibition

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