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豪五輪委、CM問題でテルストラを提訴

【シドニー15日AAP】  オーストラリア・オリンピック委員会(AOC)は通信大手テルストラに対し、現在放映されているテレビCMは、テルストラが来月リオで開催されるオリンピックのスポンサーであるかのような誤解を視聴者に与えるとして、法的措置を取る意向を明らかにした。

テルストラは昨年、リオ五輪のスポンサー提携を断ったにもかかわらず、今年に入り「I go to Rio」と銘打ったキャンペーンを開始。AOC委員会は「明らかに国民を騙そうとしている」と憤慨しており、「AOCは真のスポンサーに感謝しており、彼らの権利を守る」と述べ、法的措置に踏み切るとしている。

一方、テルストラはキャンペーンについて、「セブン・ネットワークとのコマーシャル提携によるもの」と説明。テルストラの顧客は無料でセブン・ネットワークのアプリから特典を入手出来るという。テルストラはAOCによる抗議を受け、同社が五輪の正式スポンサーではないことをCMで明示する方針を明らかにしている。

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