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バランガルーカジノ 開業に「待った」

【NSW19日】  NSW州当局は、来月シドニーで開業を予定していたクラウン・リゾーツについて、同社のVIPが保有する口座を通じた資金洗浄があった可能性を認めたため、来月の開業を禁止したことが分かった。

 

クラウン・リゾーツは、シドニーCBDのバランガルーに22億ドルを投じて建設され、カジノのほかに14軒のバーやレストラン、350室のホテルなどが入居する。NSW州の独立酒類賭博管理局(ILGA)は、クラウンが資金洗浄を認めた後、24時間以内に来月の開業禁止を発表した。

 

ILGAのクロフォード会長は、資金洗浄についてはこれまで何も情報がなかったとした上で、クラウンの運営についての調査でも出てこなかったことだとして「土壇場で知った」と話した。また、クラウンが決定に“不快感”を示したことについては、資金洗浄は麻薬や児童虐待などが絡む深刻な問題だとして、そのように感じることに「驚いている」と話した。

 

ソース:abc.net.au-Crown Resorts banned from opening new Sydney casino at Barangaroo next month after money laundering bombshell

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