一般

洪水ピーク前に住民に避難勧告 NSW

【シドニー24日AAP】   NSW中西部にあるフォーブスでは25日に洪水がピークになる予想がされており、 100年に一度の大災害になる恐れがあることから、すでに約1000人の住民らが避難勧告を受けた。

中西部ではラクラン川の氾濫が懸念されており、25日には水位が10.65メートルに達する可能性が出ており、これは1990年の大洪水の際の最高位と同等となる。

NSW州のトロイ・グラント副首相は、今回の洪水被害によって周辺地域の農作物や家畜が大打撃を受けているとし、「この周辺の農家では11月に収穫が終わるため、今回の洪水で収穫前の多くの農作物が失われることになる。農家にとっては死活問題となる」と述べた。

NSW州農業組合のスポークスマンは「農家の人々は今回の被害が農作物にどのくらい影響を及ぼすか不安な気持ちで見守っている」と述べた。現在までに羊2000頭と畜牛1000頭が高台に避難されているという。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら