文化・芸能

飛行中の機内でオーケストラ演奏

【シドニー2日AAP】   シドニーからシンガポールに向けて飛行中のカンタス航空機内で、オーケストラ演奏が行われた。エコノミークラスで行われた4分のコンサートに、乗客300人が酔いしれた。

上空1万2000メートルのポップアップコンサートは、オーストラリア・ワールド・オーケストラ(AWO)のシンガポールで初となるコンサートを記念するもの。9人の演奏家からなる“オーケストラ・イン・ザ・スカイ”は、モーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」を演奏した。フルート奏者のアリソン・ミッチェルさんは、「世界中でボレロを演奏したが、空の上で演奏するとは思わなかった」と興奮して話した。

AWOは、世界中で活躍するオーストラリア人クラシック演奏者を集めた楽団。ミッチェルさんもスコットランド室内管弦楽団に所属する。AWOは1日夜、シンガポールのエスプラネード・シアターで演奏を行った。

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