政治

州境規制「一貫性を」 モリソン首相

【NSW1日】  連邦政府のモリソン首相は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた州境の閉鎖について、“もっと一貫性をもって”決定すべきとの見方を示したことが分かった。SA州とVIC州は、NSW州からの入州を全面禁止とし、WA州はVIC州からの入州を禁止とした。

 

VIC州では、シドニーのノーザンビーチ市で感染が拡大した後、過去2日間で市内感染者数8人を記録。このため14日間の自己隔離が導入される前にVIC州へ戻ろうと、NSW州から数千人が州を離れた。また、VIC州から28日以降にWA州に到着した旅行者は、自己隔離を突然求められるなど、州境をめぐる規制が目まぐるしく変わっている。

 

モリソン首相は、州首相による決定についてはっきりと批判することは避けた一方、QLD州、TAS州、NT準州については州境を完全に閉鎖するのではなく、NSW州のホットスポットを訪れた住民だけに自己隔離を求め、それ以外は入州を許可するというアプローチを称賛した。

 

ソース:news.com.au-PM Scott Morrison would like ‘greater consistency’ on border closures

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら