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ドリームワールド 12月10日に再開

【ゴールドコースト30日AAP】   乗り物死亡事故を受けて先月から営業停止中のテーマパーク「ドリームワールド」が、12月10日に再開することが決まった。

親会社のアーデント・レジャーは30日、ゴールドコーストにあるドリームワールドと隣接のホワイトウォーターワールドの安全監査が終了したとして、営業再開を発表した。ドリームワールドのクレイグ・デビッドソンCEOは、「運転を再開する全アトラクションが、数段階に及ぶ安全監査に合格した」と述べた。残りの乗り物も監査に合格次第、再開するという。

営業再開の週末、ドリームワールドは入園者1人につき25ドルの寄付をオーストラリア赤十字を通して行う。事故の犠牲となった4人の家族らに贈られる予定だ。

パーク再開はQLD州の夏休み開始に重なったが、営業停止が続けば収入減は数百万ドルに達したと予想される。同パークは昨年11月に760万ドルの収益を上げており、今年は収入減だけでなく11月の操業費最大420万ドルと、事故に伴う費用およそ160万ドルがかかったと見積もられる。

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