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南東部4都市同時に猛暑 半世紀ぶり

【シドニー13日AAP】   熱波の到来に伴い、シドニー、キャンベラ、アデレード、メルボルンの4都市は13日、猛暑に見舞われた。4都市同時の猛暑は1965年12月以来だという。

シドニー中心部は12月平均を13度上回る37.8度に達し、西部ペンリスでは39.4度を記録した。オリンピックパークのプールには平日にも拘わらず、昼前にもおよそ800人が涼を取りに訪れた。13日夜のシドニーの気温は26度と高いままが予想され、14日午前9時には30度過ぎに上がり、最高気温は38度に達するとみられる。14日遅くには気温が下がる見込み。

メルボルンでも予想最高気温の34度を上回り、午後4時過ぎに36.1度に達した。アデレードは35.6度、キャンベラも33.9度を記録した。

一方、NSW州内の45か所以上で13日に山火事が発生し、ハンター地方セスノック近郊では、住宅数十軒が火の危険にさらされた。14日はシドニー広域、イラワラ、ショールヘブン、州中西部平野部で火器全面使用禁止が発令されている。VIC州北部とSA州の大部分で出された火器禁止令は解除される見通し。

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