一般

ホテル隔離 新鮮な空気は追加料金

【NSW19日】   海外から帰国したNSW州民は、最低3,000ドルの自己負担でホテルでの隔離を行うが、新鮮な空気を求めてバルコニー付きの部屋を希望した人は追加料金を支払っているとわかった。

QLD州民のエリザ・クルーガーさん(34)は昨年11月、米国から帰国してシドニーのラディソン・ブルーホテルで隔離をした際に、小さいバルコニー付きの部屋に追加で500ドル支払った。クルーガーさんは、「金銭的余裕のある人だけが新鮮な空気を得られるなんて酷い」「帰国費用だけで精一杯の人も多い」と話した。クルーガーさんの帰国費用はホテルを含めて8,600ドルだ。

スイスで国連弁護士を務めるラダ・ゴビルさんは、昨年11月シドニーのメリトン・スイーツで隔離をした際に、バルコニー付きの部屋に追加で1,400ドル支払った。

プロゴルファーのトラビス・スミスさんは現在、シドニーのシェラトン・ホテルで隔離中。窓を開けることも新鮮な空気を得ることもできないが、「1泊215ドルでバルコニー付きの部屋は通常得られない。追加料金は不当と思わない」と話した。また、追加料金を払う意思があっても部屋が空いていないことも多いという。

ソース:news.com.au- Australians charged up to $1400 for balcony access in hotel quarantine

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら