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メルボルン 大晦日のテロ予告なし

【メルボルン29日AAP】  VIC州警察によると、大晦日にメルボルンがテロの標的となるような情報は報告されていないという。ただ、クリスマスを狙ったテロを計画した容疑で男4人が逮捕されたことを受け、約50万人の人出が予想されるメルボルンCBDエリアでは、厳重な警備態勢となる見込みだ。

VIC州警察のバレット警察署長は、テロ計画の摘発を受け、不安に感じている人がいることは理解しているとした上で、「テロ事件が疑われる情報は今のところない」と述べた。さらに、混雑の規制、反社会的な行為の取締り、薬物や飲酒運転の摘発のため、多くの警察官を配置するとしている。

また、市街地以外では、キャンプ場などがあるビッグ・リバーやバックランド・バレーなどで予定されていたパーティーが、必要な許可を得ていないことを理由に中止となった。森林火災管理局のムーア氏は、パーティーの主催者が救急隊の配備、トイレ設備、ゴミ箱設置、救急サービスへの連絡など、参加者の安全対策や環境への配慮が不十分だったと指摘した。

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