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エビ養殖業がピンチ 白斑病が感染拡大

【ブリスベン8日AAP】  QLD州ローガン川の南部地域で、新たに100匹以上のエビが白斑病に感染していることが分かった。同州における白斑病の感染はさらに拡大の兆しを見せている。白斑病は人間への健康被害はないが、3億6000万ドルともいわれる国内のエビ市場では深刻な問題となっている。

QLD州の生物安全局は先に、野生環境で確認された白斑病はこれまで2件と報告していた。同局のトンプソン局長は、「新たな場所で、白斑病の感染拡大が突然確認された理由についてはまだ分かっていない」と話した。

QLD州ではすでに白斑病の感染でエビ養殖業者が大きな打撃を受けており、これまでに感染がまったく確認されていない業者はわずか1社となっている。今回一度に100匹の感染が発覚したことから、感染の範囲が拡大しているのではないかとの懸念が広がっている。

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