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イスラム教系学校 また補助金打ち切り

【キャンベラ16日AAP】  SA州アデレードにあるイスラム教系の学校「イスラミック・カレッジ・オブ・サウス・オーストラリア」が、連邦と州政府による補助金が全面的に打ち切られることとなり、閉校の危機に直面していることが分かった。今年4月以降の補助がなくなるという。

同校では学校の運営方法や会計管理に関して問題があるとして、昨年半ばから州政府による約100万ドルに上る補助金が停止している。連邦政府からは昨年、約400万ドルが支給された。SA州のクローズ教育相は調査が継続中としながらも、「閉校の場合に備える必要がある」と述べ、600人余りの生徒は公立校で歓迎するとしている。

連邦のバーミンガム教育相は、同校が再三の警告にもかかわらず体制に改善がみられず、校長や運営委員が辞任するなど混乱が続いていると指摘。さらに補助金は生徒のために使用されるべきであり、外部団体に横流しにしたり、ずさんに管理されることは受け入れられないとの考えを示した。NSW州では昨年、マレク・ファハド・イスラミック・スクールが同様の問題で閉校している。

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