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コロナ予防接種反対デモで逮捕者多数 メルボルン

【メルボルン20日】   メルボルン市内にあるフォークナー公園で20日の午後に数百人が集結し、コロナウイルスのワクチン接種に反対するデモ活動を行った際に、警察と衝突して多数が逮捕された。

 

VIC州警察によると、デモ行進中に20人が逮捕された。その内の15人は州主席医務官司令違反で罰金が課せられ、5人は逮捕に抵抗するなどの公務執行妨害として起訴されるという。

 

デモ活動は、国内では22日から最初のワクチン接種が開始される予定になっていることに対して行われた。デモで演説者は「パンデミックがあるという医学的、科学的、物的証拠はどこにもない」と述べ、参加者たちは「自由を!自由を!」と訴えていた。

 

連邦政府は、予防接種プログラムは必須ではないが、「ハイリスク」の職種によっては接種する必要があるとしている。ブレット・サットン州主席医務官は「予防接種は純粋にパンデミックから抜け出すための手段。予防接種に反対する動きは無視するように」と訴えている。

 

サットン主席医務官は「ワクチン認可するまでに厳格な品質と安全検査を行なっており、世界中で分配されている1億5000万本のワクチンは安全性が確認されている」と説明している。

 

 

ソース : news.com.au – Multiple arrests as anti-vax protestors and police clash in Melbourne park

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