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NSW州北部リズモア 洪水被害が拡大

【シドニー31日AAP】  NSW州北部のリズモアで31日未明にかけて、河川の増水により堤防が決壊し、リズモアのCBDやその周辺に大量の水が流れ込んだことが分かった。救急サービス(SES)には多数の救助要請が寄せられたが、悪天候により救助活動は難航し、洪水による犠牲者が出る可能性もあるという。

SESのモロー局長代理によると、31日未明までに約150件の通報があったものの、悪天候によりヘリコプターでは到達できない地区もあったとして、夜が明け次第、連絡が途絶えている人たちの捜索を続けるとしている。「最悪の場合、洪水に巻き込まれて亡くなっている人もいるかもしれない」と述べた。

河川の増水はQLD州に上陸したサイクロン「デビー」の余波によるもので、リズモアでは2001年と2005年の洪水よりも規模を超えるとみられている。リズモアのCBDでは、水深が床上3メートルまで達すると予想しており、さらに31日午後1時に高潮のピークを迎えることから、日中にかけてさらに増水する恐れがあるとして、住民らに避難を呼びかけている。

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