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アンザック 第二次大戦軍人は90代に

【シドニー25日AAP】   オーストラリア各地で25日、戦争で犠牲となった兵士や退役軍人のためのアンザックデー式典が行われた。シドニーのパレードには、昨年から1000人少ないおよそ1万5800人が参加した。

第二次世界大戦の退役軍人らは今や90代になる。26日に93歳の誕生日を迎えるビル・スクーズさんは、両胸に勲章をつけてパレードを傍観した。スクーズさんは1942年、日本軍がNT準州ダーウィンを空爆した際に信号手を務めていた。チャーリー・マネリーさん(93)は戦後、復興中の広島で19か月に渡って銃や地雷の撤去作業に従事した。マネリーさんは、「たくさんの女性や子どもが原爆によるやけどを負っていた。二度と見たくない」と当時について語る。

シドニーで行われたパレードでは、夜明けのドーン・サービスを妨害するなどして男6人が逮捕された。

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