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隔離ホテルで重大ミス 血液感染症の懸念へ VIC

【メルボルン1日】   VIC州の隔離ホテルでの検疫プログラムに重大ミスが発覚したことで、何百人もの宿泊ゲストが血液感染症のリスクにさらされていたことが調査で明らかになった。

 

保健当局が行った調査によると、昨年10月にグルコース値を測定する検査針をホテル隔離者内の糖尿病の人、妊娠している人、または「体調の悪い人」の間で再利用していたことが、職員の証言から明らかになったという。

 

グルコース値測定装置は血液感染症の恐れがあるために、一人一回の使用に制限されている。しかし、Safer Care Victoriaの調査によると、ホテル隔離のプログラムが早急に導入されたために、安全な検疫プログラムが設定されていなかった。

 

その結果として、昨年3月から8月の間、数百人の人が感染の危険性にさらされているとして警鐘を鳴らしている。対象に当たる275人のうち、検査を受けた人たちで感染症にかかった人はいなかったが、保健当局が数回試みているにも関わらず連絡を取れていない人たちがいるという。

 

ソース:news.com.au -Mistake in Victoria hotel quarantine program put people at risk of contracting HIV

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