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低いワクチン接種率 数千人死亡も

【VIC11日】  オーストラリア国内で新型コロナウイルスのワクチン接種率が低い状態のまま、社会的距離やマスク着用などの予防措置を停止した場合、向こう12か月間でVIC州だけで約5,000人の死者が出ると専門家らが予想している。

 

バーネット研究所によると、集団免疫が達成されない状態で予防措置を停止した場合、かなりの人数が感染を免れないという。同研究所のモデル研究部長のスコット氏は、「ワクチンを接種した人たちは守られ、感染した場合も軽い症状または症状がない可能性が高いが、接種していない人たちは最大30%が入院治療が必要となったり死亡するとの見方を示した。

 

バーネット研究所のヘラード副所長は、国民の30%がワクチン接種を拒否する中で、連邦政府が新型コロナによる死者を数千人単位で出したくなければ、予防措置は継続する必要があるとしている。一方「感染そのものや感染による重症患者を減らすためにも、より多くの人がワクチン接種を受ける必要がある」と述べた。

 

ソース:news.com.au-Vaccine hesitancy could lead to thousands of deaths if virus was ‘left to run’

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