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アルディ 会計で焦らない方法に賛否

【NSW30日】  大手スーパーのアルディの買い物客が、会計の際に自分のペースで品物を袋詰めできるように間隔を空けて品物を配置する方法をSNS上でシェアし、話題となっている。アルディは、レジ係による迅速な精算で知られているが、これについては以前から「焦る」「不安になる」と苦情も多いため、シェアされた方法については「自分も真似したい」との声がある一方、他の客に迷惑のかかる「自分勝手」な行為と批判する声も上がっている。

 

アルディの顧客が集まるフェイスブック上のコミュニティ、アルディ・ファンズ・オーストラリア・フェイスブック・グループでシェアされた方法については、一部のレジ係から「このような客が来た場合、自分の場合は腕で品物をせき止め、品物が集まったら一気にスキャンしていく」と応戦するコメントなども寄せられた。

 

アルディで勤務経験のある元マネジャーは、レジ係は1時間に最低1,000個の品物を処理するというノルマがあり、これを下回ると警告書が出されるといったレジ係の事情を明かしている。一方、アルディは解決策として、顧客はまずカートにスキャン済みの品物を入れ、会計後に荷詰め用テーブルを使ってゆっくり荷詰めをするか、レジ係に「ゆっくりして欲しい」と親切に頼んで欲しいとしている。

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