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NAPLAN結果 パンデミック前と変わらず

【ACT25日AAP】  5月に行われた全国学力テストNAPLANの結果が一部出始めた。昨年は中止、今年はロックダウンによる自宅学習が多いなか、学力はパンデミック前とそれほど変わらないようだ。

全国の3年生、5年生、7年生および9年生およそ120万人がオンラインでテストを受けた。パンデミック前の2019年と比較して読解や算数の基礎に著しい後退はみられなかった。一方で書く能力は10年前と比較して、特に7年生と9年生で後退したままだ。オーストラリア・カリキュラム評価報告機構(ACARA)は、12月にデータのより詳細な内訳を発表する。

連邦のタッジ教育相はNAPLANの結果を歓迎しつつ、「ロックダウンが学生に及ぼす影響を引き続き懸念する」と述べた。

連邦野党労働党のプリバセク影の教育相は、「特に小学校低学年と12年生で長期的な影響が心配だ」「子どもたちのメンタルヘルスに対する支援を」と話し、政府と連携して学生を支援すると申し入れた。また、高校卒業後に大学入学資格を保持したまま遊学するいわゆる”ギャップ・イヤー”がパンデミック中は難しいことから、大学やTAFEの入学受け入れ数の増加を求めた。

ソース: abc.net.au – Hotly anticipated NAPLAN tests are in and it’s top marks for the COVID class

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