国際

豪とNZの旅行バブル停止 11月まで延長

【ACT17日】  ニュージーランド(NZ)政府は、今年7月から続いているオーストラリアとの旅行バブルの停止について、さらに8週間延長すると発表した。旅行バブルでは、両国が渡航後に行われる2週間の隔離を免除することで合意しているが、新型コロナの感染が再び拡大したことから一時停止の措置がとられている。

 

NZ政府は17日、オーストラリアのNSW州、VIC州、首都特別地域(ACT)で新型コロナのデルタ株の感染が抑制されていないことや、国内でもオークランドで感染が拡大していることを受け、旅行バブルの停止を11月19日まで延長すると説明した。

 

17日発表した声明の中で、NZ政府は「旅行バブルの再開については、国内のワクチン接種率がもう少し上昇するまでの時間も考慮した上で、11月中旬に見直しを行う」と述べた。バブルが停止となっても10月~11月にかけてオーストラリアからNZへ入国は可能だ。ただ、14日間の隔離が必要なほか、帰国の際にはNZを出国する前に受ける検査で結果が陰性である必要がある。

 

ソース:news.com.au-Border bubble: New Zealand locks out Australia from quarantine free travel for further eight weeks

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら