生活

キノコ中毒で犬が死亡 「毒キノコに注意」獣医が警鐘

【シドニー23日】   NSW州の動物愛護協会(RSPCA)は、米国の愛犬が悲劇的な死を遂げたことがネットで話題になったことを受けて、国内の犬オーナー達にも注意を呼びかけている。

 

クリスティン・ブランさんは、自宅の裏庭で遊んでいた9ヶ月になる彼女の愛犬オビーが、キノコを食べていたのを吐き出させた20分以内に、オビーがヨダレを垂らして吐き始めたため、獣医に連絡したと話している。

 

毒キノコの可能性のあるキノコを裏庭でさらに見つけたため、全部処分したという。「 水をたくさん飲ませたら数時間後には症状は治るはずだと獣医に言われたけど、翌朝にはオビーは死亡していた」と話した。

 

オビーはシロタマゴテングダケを食べてしまったことが後で判明した。シロタマゴテングタケは致死性の毒を持っており、食後6時間くらいから肝不全を起こす。健康な成人が食べた場合でも死に至ることがあるという。

 

RSPCAは、自宅の裏庭にこのキノコが生息していないか定期的にチェックするように促している。「特に湿って暖かい気候にキノコは生息しやすい。もし愛犬がキノコを食べているのを見た場合はすぐに獣医に連絡するように」と訴えた。

 

ソース : news.com.au – Vet’s backyard warning after puppy’s tragic death

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