文化・芸能

音楽フェス ドラッグ安全性検査が中止に

【ACT21日】  ドラッグの安全性検査団体、ピル・テスティング・オーストラリアとハーム・リダクション・オーストラリアは21日、首都特別地域(ACT)で23日に開催される音楽フェス「グルーヴィン・ザ・ムー(Groovin the Moo)」において、保険上の問題が発生し、安全性検査が実施できないと発表した。

 

ピル・テスティング・オーストラリアは、2018年に同音楽フェスで初めてドラッグの安全性検査を実施した。検査では、所持しているドラッグの成分を知ることが可能で、警察の目に触れることなく、ドラッグの安全性を確認できる仕組みとなっている。

ハーム・リダクション・オーストラリアのヴァムバカ会長は、フェス運営事務局と共に細かいリスクマネジメントを行ってきたが、保険会社が補償を行わない決定を下したと説明し、「深く失望している」とコメント。オンライン上でも、発表を受けて、イベントに参加する若者へのリスクが高まると懸念する声が上がっている。

 

ソース:news.com.au-Pill testing cancelled at Groovin the Moo Canberra after insurance backflip

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