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アデレード4万世帯でごみ収集されず ストで

【SA8日】  SA州アデレードで8日、ごみ収集車のドライバーたちが、労働環境の改善と給与の引き上げを求めストライキを実施したことが分かった。これにより、4万世帯以上でごみ収集が行われなかったとみられる。ドライバーは、アデレードの半数以上のカウンシルでごみ収集を管理する、廃棄物管理会社クイーンアウェイ(Cleanaway)を相手に訴えたもの。

 

ストライキによってごみの回収が行われなかった地域は、アデレード市、チャールズ・スチュアート、マリオン、ポート・アデレード、エンフィールドなど。ストライキ実施については、組合員の96%が実施に賛同しており、8日朝、ポート・アデレードにあるクイーンアウェイのデポに集結した。

 

クリーンアウェイは1年間におよぶ協議の結果、最上位のドライバーに対し、年間2.3%の賃上げを提案したが、組合側は4.6%の賃上げとスーパーアニュエーションの上乗せに関して譲歩せず、物別れとなっていた。

 

SA・NT輸送労働者組合のイアン・スミス書記長は、クリーンアウェイは、ドライバーが安全性などへの懸念を訴えても耳を傾けないと批判。「疲労がたまった状態での運転は、道路を歩く一人ひとりにとってのリスクになる」と述べ、労働環境の改善を訴えた。

 

ソース:news.com.au-Why 40,000 residential bins were left by the kerbside

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