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病院でマスク着用など規制を強化 NSW

【NSW15日】  NSW州のミッチェル教育相は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、学校への関連規制の再導入を検討していることを明らかにした。マスク着用義務のほか、アッセンブリーなどの集会の実施回数を減らす規制を検討しているとみられる。

 

ミッチェル教育相はまた、今年に入り、学校関係者による病欠日数が前年から30%増加していると指摘。「新型コロナやインフルエンザによって大きな圧力が、学校にもかかっていることは明らかだ」と述べた。

 

さらに州政府は、保護者にとって迅速抗原検査を入手しやすくするため、追加の検査キットを各学校に配布することを検討していることが分かった。ミッチェル教育相は、学校で新型コロナと共生していく方法は、すでに誰もが知るところだが、冬の流行シーズンを迎えており、注意が必要との考えを示した。

 

NSW州保健当局によると、州内の陽性患者が15日の時点で13万8,993人となり、このうち2,027人が病院で治療を受けている。12歳以上には、公共交通機関や病院、高齢介護施設などでのマスク着用が義務付けられているが、ハザード保健相はマスク着用義務を拡大することについては慎重な態度を示している。

 

ソース:news.com.au-Masks could soon return to schools amid winter Covid-19 wave

 

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