【ACT27日】 フェイスブックのマーケットプレイスを利用する人が増えている。これに伴い、偽のPayIDを利用した詐欺が急増していると大手銀行は警告する。
生活費の上昇に伴い、ソーシャルメディアで中古品などを売る人が増えている。ナショナル・オーストラリア・バンク(NAB)によると、ここ数週間で偽のPayIDを利用した詐欺が急激に増加した。
PayIDは携帯電話番号やメールアドレスのみで送金を可能にし、主要銀行も使用している。安全な支払い方法だが、PayIDに不慣れな人が詐欺の標的になりやすい。よくある手段として、買い手を偽る詐欺師が売り手に連絡し、親戚が商品を取りに来るが先払いを希望するとして、売り手のPayID番号を求める。
NABのクリス・シーハン氏は、「PayIDは比較的新しい支払い方法だが、安全で迅速かつ無料だ。アカウントのアップグレードや、PayID番号を聞いてくる場合は用心する必要がある」「PayIDは銀行が管理しており、PayIDからメールやテキストで直接メッセージが送られたら詐欺だ」と話す。NABの調査からも、ソーシャルメディアが不安だとして25パーセントの人は中古品などの販売を敬遠する。
政府機関スキャムウォッチによると、昨年、国内で偽のPayIDによる詐欺被害は少なくとも26万ドルに上っている。詐欺被害に遭ったと考えられる場合は、直ちに銀行に連絡を。
ソース: news.com.au – Australians lost $260,000 to fake PayID scams last year
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