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給食プログラムを試験導入 ACT

【ACT27日】   首都特別地域(ACT)の5校で週3日、18か月にわたって試験的に朝食と昼食が支給される。

現労働党政府は2020年、給食プログラム「ミールズ・イン・スクールズ」を選挙公約に掲げた。ACT内の5公立校で3学期から週3日、朝食と昼食を提供する。低学年には温かい食事、高学年には素早く簡単に食べられるものなど、年齢によって異なる内容になる可能性もある。

給食プログラムに参加するギルモア小学校は、すでに朝食クラブを行っている。ビッキー・ルーカス校長は、「現在週3日営業するキャンティーンにとって素晴らしい機会であると同時に、ビジネス感覚も養う」と話した。

ACTのベリー教育相は「国内外の研究から満腹時に学習能力が上がると実証されているが、空腹で登校する子どももいる」「学校と地域、生徒と連携して何が良いか追求したい」と話した。

ACTの保護者と市民協会(P&C)のベロニカ・エリオット事務局長は、「多くの保護者が生活費の圧迫を感じている。人気のプログラムになるだろう」と述べ、同プログラムを歓迎した。現在、ACTのおよそ30校でP&Cがキャンティーンを運営している。

ソース: abc.net.au – Five Canberra schools to provide free breakfasts and lunches three days per week with Meals in Schools program pilot

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