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シドニー宝石店強盗事件 店主が画策

【NSW11日】  NSWシドニーCBD(中央商業地区)の高級宝石店「ジャーマニ(Germani)」に今年1月、強盗が押し入り男2人が逮捕された事件で、警察は宝石店のオーナーが保険金目的で仕組んだものだとして、店主を今月8日逮捕したことが分かった。

ジャーマニの店主だったマイケル・ジャーマニ(65)容疑者は、当初警察に対し、今年1月19日夜に他の女性店員と男性客2人を接客していたところ、男性客の1人がナイフで女性店員を脅し、もう一人が自身に金庫を開けるよう要求してきたと説明していた。男らは女性店員とジャーマニ容疑者を身動きが取れないよう拘束したのちに逃走したが、今年4月に逮捕されていた。

NSW州警察によると、ジャーマニ容疑者は自分が画策した強盗事件から、280万ドル以上の保険金を受け取るつもりだったようだ。また、事件に巻き込まれた女性店員だけが強盗について何も知らなかったとみられ、複数か所に怪我をしたほか、大きな心的ストレスをうけたことが分かっている。

NSW州警察のドエイヒ本部長は、今後さらに逮捕者が増える可能性があるとしており、対策本部による調査が続けられている。

 

ソース:news.com.au-Luxury Sydney jeweller Michel Germani allegedly faked armed robbery

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