文化・芸能

寒中ヌード水泳で幕閉じる TASアートフェス

【TAS22日】  タスマニア州ホバートで開催されている過激なアートフェス「ダーク・モフォ(Dark MOFO)」は22日、最終日恒例の寒中ヌード水泳が行われた。会場となったダーウェント川(River Derwent)では、気温3度と冷え込む中、水泳帽のみ着用した約2,000人の男女が一斉に水中に飛び込んだ。

同イベントは今年10周年を迎えた。寒中水泳の会場周辺では7時42分に冬至を知らせるドラム音が鳴り響き、白いバスタオルを体に巻いて待機していた参加者たちは、これに合わせ一斉にタオルを振り落として走り出し、水中へ飛び込んだ。

初めてこのイベントに参加したアラナさんは、「参加者全員が一様に極寒の厳しい状況に置かれる中、ある種の一体感が生まれた」と述べた。ブリスベンから2度目の参加となるデイブさんは、「昨年は知り合いが一人もいなかったが、何人かと友人になり、今年再び参加することを決めた。来年も参加したい」と話した。

寒中ヌード水泳をめぐっては、2013年に初めて開催を決めた際、TAS州警察は断固として反対する姿勢を示し、参加登録した200人に対し、不適切な行為があった場合は公衆わいせつ罪で逮捕すると警告した。現在は、参加者を2,000人に制限しており、多くのリピーターが参加する名物イベントとなっている。

 

ソース:abc.net.au-Thousands brave morning freeze to bare all at Dark Mofo nude swim

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら