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ネットギャンブルでクレカ使用を禁止

【ACT13日】   連邦政府は13日、オンラインのギャンブルでクレジットカードの使用を禁止する法案を議会導入する見通しだ。ポーカーマシンなど地上の賭け事でクレジットカードの使用はすでに禁止されている。

新たな法のもと、オンラインのギャンブルでクレジットカードとデジタル通貨の使用を違法とする。違反する賭博企業には罰金最大23万4,750ドルが科せられる。業界と消費者には6か月の移行期間が設けられる。

ローランド・コミュニケーション相は「所有しない資金で賭け事をするべきでない」と述べた。

2021年に行われたオンラインギャンブルに関する審問で、「クレジットカード使用による大きな損失に苦しむ人は少ないかもしれないが、深刻かつ人生を変えるような結果を招く」と指摘された。

国内の主要ギャンブル団体も、オンラインでのクレジットカード使用禁止を支持する。

政府は先立って、毎月の勝ち負けを表す明細書やネットギャンブルの自制登録「BetStop」など、ギャンブルによる損失削減に向けた新たな政策を複数導入した。

オーストラリア健康福祉研究所(AIHW)は、国内の合法ギャンブルによる損失額は年250憶ドルと見積もる。

ソース:news.com.au – Australia to ban the use of credits cards in online gambling

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