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「見た目」基準満たせず大量廃棄 農家が不満あらわ

【NSW7日】  大手スーパーマーケットに野菜や果物を卸している国内の農家から、商品として「非現実的な見た目の美しさ」が求められ、基準を満たさなかった大量の野菜や果物が廃棄されていると、ソーシャルメディア上で不満や非難の声が上がっているようだ。

青果物の直売店、ファーマーズ・ピックのジョシュ・ボールさんは、基準の大きさに満たなかったり傷があるなどの理由で廃棄予定だった4000キログラムのチェリーの動画をティックトック(TikTok)に投稿した。

動画の中でボールさんは、「今年は300万キロ以上のチェリーが廃棄されている」と話した。廃棄予定のチェリーについて、ボールさんは見た目の良い商品にひけを取らないと説明。投稿はこれまでに33万人が視聴した。

一方、大手スーパーのウールワースの広報担当者は、「収穫を最大限に利用して無駄をなくすため、生産者と緊密に連携する」と回答。さらに、見劣りのするものを引き取り「The Odd Bunch」として、値引きして販売する方針を示した。これらは通常の商品から少なくとも20%値引きして販売されるという。

同業コールズの広報担当者も同様に、食品の廃棄と上質な商品とのバランスを上手くとっていけるよう努力する説明した。

 

ソース:abc.net.au-Food wastage being caused by unrealistic cosmetic standards, rising cost of Christmas staples

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