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ブリスベン―テキサス直行便就航へ アメリカン航空

【NSW2日】  航空大手アメリカン航空は2日、QLD州ブリスベンとテキサス州ダラス・フォートワース空港を結ぶ直行便を就航すると発表した。実現すれば、同社の路線で最長の飛行距離となる。飛行時間は約15時間。チケットは同社アプリやウェブサイト上で、2月5日から発売となる。

同社によると、新たな路線がオープンすることで、これまで全米100以上の目的地から、少なくとも2回の乗り継ぎが必要だったが、これが1回で済むことになる。オーストラリアからの旅行客もまた、この路線を利用して同社のハブ空港であるダラス・フォートワースから、他の多くの目的地に乗り継ぐことが可能だ。

ブリスベン空港のヤン・デ・グラフCEOは、新路線の発表を受け、ブリスベンはロサンゼルス、サンフランシスコ、バンクーバーを含む北米への4つの玄関を持つことになると述べた。また、ダラス・フォートワース空港は北米だけでなく、中南米への乗り継ぎにも優れているとし、「QLD州にとって画期的なことだ」と話した。

アメリカン航空のネットワーク・スケジュール計画のズノティンス氏は、「カンタス航空との提携により、お客様は米国と南太平洋を結ぶ最も包括的なネットワークの中で、新しい目的地を探訪することが可能になる」と話した。

アメリカン航空のライバル会社であるユナイテッド航空は、この夏、大幅にサービス拡大でオーストラリアへのフライトを追加。乗客数が前年比で約3倍となっており、アメリカン航空が新路線の拡大に動いた背景とみられている。

 

ソース:news.com.au-American Airlines launches its longest distance flight to Australia

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