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NSW州など 週末にかけて交通取締まり強化

【NSW6日】  国王誕生日を祝うロングウィークエンド休暇を前に、NSW州では7日午前12時01分から交通取締りが強化される。スピード違反、運転中の携帯電話の使用、シートベルトの着用違反、バイクの違反に対しダブルデメリットポイントとして罰点2倍が科される。

10日が祝日となるVIC州、NSW州、TAS州、首都特別地域(ACT)、SA州、NT準州で取締りが行われる見通しだ。

NSW州では昨年、同じ長期休暇中に13人が交通事故で亡くなった。VIC州ではダブルデメリットポイントはないが、4日間で6,500件以上の違反を記録し、このうち40%がスピード違反だった。

NSW州警察・高速道路パトロール司令官のマクファデン副警視総監は、「私たちは車のハンドルを握るたびに責任を負っている」、「スピードを出さない、飲酒や薬物摂取はしない、電話を使用しないこと、疲れを感じたら休息をとること」が重要と話した。

統計によると冬の時期は正午から午後6時までが最も交通事故が発生するリスクが高くなっている。VIC州警察のウィアー副警視総監は、交通量が多くなることに加えて冬は暗くなるのが早く、雨が多く視界が悪かったり路面が滑りやすくなるために事故が起きやすいと説明した。

VIC州警察の過去5年間のデータによると、冬場は交通事故の約43%が12時から午後6時の間に発生していた。2019年から2023年はこの時間帯に7,800件の負傷をともなう事故が発生している。特に金曜日の午後12時から午後6時が事故の発生率が高く、5年間の間に約1,200件の負傷事故と21件の死亡事故が起きている。

 

ソース:news.com.au-‘You will be penalised’: Police issue long weekend crackdown warning

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