政治

保守連合が過去80年で最悪の敗北か 連邦選挙

【ACT1日】  労働党は今週末に行われる連邦選挙で議席を84議席と大幅に伸ばし勝利が予想される一方、ピーター・ダットン党首が率いる保守連合(自由党・国民党)は1946年以来で最悪となる敗北を喫する可能性があることが、YouGovによる世論調査で分かった。

1日に発表された世論調査によると、2大政党間の支持率は労働党が52.9%、保守連合が47%で労働党がリードしている。YouGovのスミス公共統計ディレクターは、「2月の統計で保守連合が有利だったことを考えると、非常にドラマチックな逆転劇だ」と述べた。

保守連合の獲得議席数は47議席と予想され22年から11議席減っており、これが現実となれば過去80年で最低の水準となる。

アルバニージー首相はABCラジオのインタビューに応じ、「先走るつもりはない」との考えを示した。また、「19年の選挙では当日夜に多くの人が衝撃を受けた」、「世論調査の結果をもとに先走るのは非常に危険で、その瞬間の人々の考えを示しているに過ぎない」と慎重な態度を示した。2004年以降に再選された首相はいない点についても指摘した。

一方、自由党のダットン党首は同党のフライデンバーグ元財務相が、「(勝利するためには)2019年のような奇跡が必要かもしれない」と述べたことについて、「私は前向きに考えており、候補者たちの状況に満足している」、「彼らは怠慢な現職の労働党議員よりも知名度が高く、地元有権者とのつながりも強い」と述べ、3日の夜には選挙区ごとに多くの“サプライズ”が起きるとの考えを示した。

 

ソース:news.com.au-Federal election 2025 live: Bombshell polling, eight-decade record at risk

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら